緑茶で血圧低下が期待できる?

緑茶というのは奇妙な物で「血圧を上げるからやめなさい」と「血圧を下げるから沢山飲みなさい」という二つの意見が混在しています。
というのも緑茶には刺激物と同時に血圧低下に効果を持つ成分も存在しているからです。

 

 

血圧を下げる「カテキン」

まず、緑茶に豊富に含まれているカテキンやフラボノイドは血圧を下げる効果があるというのがマウス実験により判っています。
また実際の統計においてフラボノイドが多量にふくまれている緑茶やコーヒーを一日4杯以上飲むと血圧は下がるという研究が出ており、適切な量であれば血圧低下を期待できるという結果となっています。

 

血圧を上げる「カフェイン」

一方で、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインは血圧を上げる刺激物だという事が知られています。
血圧を上げる事で眠気ざましや緊急時の低血圧対策などにも使えるのですが、高血圧患者にとっては毒になる可能性も大きいという訳です。
しかし、カフェインは一時的に血圧を上げるのですがその後にその反動で血圧が下がっていきます。
ですからすでに高血圧で医者に止められているという訳でも無ければ気にするほどでもありません。

 

このように、適量の緑茶は血圧低下の機能があるという事が判っています。
しかし、すでに高血圧であったり過剰に飲む方などは血圧上昇の要因になる可能性もあるので注意しながら飲みましょう。

緑茶は鉄分を破壊する?

食事中に緑茶を飲むと鉄分が破壊されることがあると言います。一般的には健康効果のある緑茶が何故鉄分を破壊するのでしょうか?今回は緑茶と鉄分破壊についてご紹介したいと思います。

 

 

緑茶のタンニンの作用

 

緑茶に含まれるタンニンが鉄と結合して鉄が体に吸収されるのを邪魔すると言われています。ですが最近の研究では、体内で消化された鉄とは結合せず、緑茶はビタミンCが多いので鉄分の吸収を助ける効果があるとも言われています。気になる方は食事後一時間程開けてから飲む方が良いでしょう。

 

貧血と緑茶

 

緑茶に含まれるタンニンが鉄の吸収を悪くするため貧血気味なときは、緑茶を控えるようにと言われています。貧血は鉄分が不足する鉄欠乏性貧血ともいわれるため、タンニンを含む緑茶や紅茶などを摂り過ぎないようにといわれることがあります。

 

緑茶の効果的な飲み方

 

鉄分が阻害される成分があるという緑茶ですが、水出しで淹れる事で効果や効能が発揮されやすいようです。鉄と結合する特性をもつタンニンも低温になれば抽出されにくく甘みの強い緑茶になるので、ぜひお勧めです。

 

貧血になりやすい方は、食事の前後に緑茶を飲む事をなるべく控え、普段の食生活などを工夫すれば、食事中や食後に緑茶を楽しむ事ができます。